サイバーエージェントは、2024年9月期のゲーム事業について、売上高は前年同期比9.4%増の1959億8500万円、営業利益は同34.6%増の305億6900万円と増収増益を達成した。同社では、新規タイトルの複数本のヒットに加えて、既存タイトルの運用強化が主な要因としている。
新規タイトルに関して、個別タイトルを出すことはなかったが、2025年9月期の見通しに関する説明で「コンソールゲーム等の一過性の収益」としていることからコンソールゲームの影響のほうが大きかったようだ。
藤田晋社長は、「『ウマ娘』が空前の大ヒットを達成した後、低迷期というか、ゆっくりと下がる時期に入っていた。新しいサービスを始めて挽回しようとしても焼け石に水となってしまうことの多い業態だが、当社は2024年9月期でその時期を脱した」とコメントした。
この期は、新作タイトルとして以下の5タイトルをリリースした。
・『グランブルーファンタジー ヴァーサス -ライジング-』
・『呪術廻戦 ファントムパレード』
・『GRANBLUE FANTASY: Relink』
・『学園アイドルマスター』
・『ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』