熔兵剣炉がある場所に、時々激しく燃え上がる炎の光が見えた。耳を澄ますと、猛火に混ざって静かな嘆きの残響が聞こえてくるのだ。 「いくらわめいたって助けは来ないよ、魔剣」 「ぎゃー、助けてぇ、助けてくれぇ……」 日本語CV: 雲璃——若山詩音 懐炎——宮澤正