『彼女が語るは妙語百千、紡ぐは虚言万般。全ては一つの星の光を遮り、厄災の地を希望で照らすため』
『そして、その希望が若葉を再び芽吹かせるのだ』
「運命は自分次第——この服を着た以上、琅丘の人々を失望させたりしない」
可愛い人の子！楽園のタイプライターが、新S級キャラ「瞞天嬉遊・旭影」のデザインコンセプトについて紹介しているみたいよ。一緒に見てみましょう！
Design 01
コンセプトアーティストは中国の伝統戯曲（古典的な演劇の一種）の衣装をヒントにし、このデザインを考案しました。全体的に比較的暗い色を使い、中国文化における幽霊や妖怪の要素を加えて、松雀の「神秘的」な雰囲気を演出してみました。また、巻物や謎の印符が書かれたリボンなどが、松雀の特徴をさらに印象的にしています。
Design 02
コンセプトアーティストは、中国の伝統的な雲肩（肩に羽織る服飾）をフックとして取り入れつつ、松雀に特製のチャイナドレスをデザインしました。この案では、松雀の全体的なトーンがより深く濃くなっています。胸元の護符は、松雀のアイデンティティを強調するためのポイントです。
Design 03
「伝統戯曲」や「雲肩」、「チャイナドレス」の案が出揃いましたが、松雀のより現代ライクな衣装はどうなるのでしょうか？そう考えたコンセプトアーティストは、現代的なカッティングスタイルを取り入れた衣装を考えました。八卦が描かれたコートを颯爽と羽織り、コートと裾からは「影」が伸びています。暗めの緑と赤の補色の組み合わせが、この案の松雀の存在感を際立たせ、躍動感を生み出しています。
Design 04
この案もまた、「今風」に寄せています。肩の帯は現代的なコートのようですし、黒のストッキングとショートブーツの組み合わせは松雀におしゃれな印象を与えています。また、八卦の模様や、赤い紐で結ばれた銅銭の飾りをあしらうことで、彼女をスタイリッシュかつクラシカルに見せています。
Design 05
コンセプトアーティストは、松雀に道士の帽子をかぶせ、彼女と道教文化の関連性を強調しました。また、この案では、「影」の使い方と表現も工夫しており、それは松雀の後ろの地面まで垂れ下がったスカートから見て取れます。袖口の黒い影と金色の模様が視覚的なコントラストを作り、「影」が外へと広がっていく様子を表現しています。
Design 06
この案もまた、コンセプトアーティストはより現代的なレザー素材を採用することで、松雀の新しいイメージを追求しました。ショルダーストラップと帯には、ミステリアスかつ恐ろしげな目玉の図案がいくつもあしらわれ、デザインにアクセントを加えています。松雀のヘアスタイルも、よりワイルドでさっぱりした印象になり、個性をさらに強調できています。
選んだ理由
最終的に今のデザインを選んだ理由は、暗い配色のデザインにすると、知覚的にダークで憂鬱な印象を与えるからです。コンセプトアーティストは、この案では明るい色を使い、銅銭、赤い紐、道士の帽子などの要素で互いを引き立たせて、全体的に明るく陽気な感じを与え、松雀自身のキャラ設定に合うようにしています。
次回予告
可愛い人の子、またお別れの時間ね～。次回、タイプライターは「宙旅・絵星の巻」の新しい衣装「極凶画道」のデザインコンセプトを紹介してくれるそうよ。またその時にお会いしましょう！